split
コマンドは、大きなファイルを指定したサイズや行数に基づいて小さなファイルに分割するために使用されます。このコマンドは、データを管理しやすくするために便利です。
基本的な構文は以下の通りです。
split [options] [arguments]
-b SIZE
: 指定したバイト数でファイルを分割します。-l LINES
: 指定した行数でファイルを分割します。-d
: 出力ファイル名に数字を使用します。--additional-suffix=SUFFIX
: 出力ファイルに追加のサフィックスを付けます。以下は、split
コマンドの一般的な使用例です。
100行ごとにファイルを分割する場合:
split -l 100 largefile.txt
1MBごとにファイルを分割する場合:
split -b 1M largefile.txt
数字を使ってファイル名を付ける場合:
split -d -l 50 largefile.txt
特定のサフィックスを追加してファイルを分割する場合:
split --additional-suffix=.part -l 200 largefile.txt
xaa
, xab
, xac
のようになります。必要に応じてオプションで変更できます。cat
コマンドを使用して簡単に元のファイルに戻すことができます。