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Contents:
  1. [Unix系] C Shell (csh) split 使用法: ファイルを分割する
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
      1. 例 1: 行数で分割
      2. 例 2: バイト数で分割
      3. 例 3: 数字を使ったファイル名
      4. 例 4: サフィックスを追加
    5. Tips

[Unix系] C Shell (csh) split 使用法: ファイルを分割する

Overview

split コマンドは、大きなファイルを指定したサイズや行数に基づいて小さなファイルに分割するために使用されます。このコマンドは、データを管理しやすくするために便利です。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

split [options] [arguments]

Common Options

  • -b SIZE : 指定したバイト数でファイルを分割します。
  • -l LINES : 指定した行数でファイルを分割します。
  • -d : 出力ファイル名に数字を使用します。
  • --additional-suffix=SUFFIX : 出力ファイルに追加のサフィックスを付けます。

Common Examples

以下は、split コマンドの一般的な使用例です。

例 1: 行数で分割

100行ごとにファイルを分割する場合:

split -l 100 largefile.txt

例 2: バイト数で分割

1MBごとにファイルを分割する場合:

split -b 1M largefile.txt

例 3: 数字を使ったファイル名

数字を使ってファイル名を付ける場合:

split -d -l 50 largefile.txt

例 4: サフィックスを追加

特定のサフィックスを追加してファイルを分割する場合:

split --additional-suffix=.part -l 200 largefile.txt

Tips

  • 分割後のファイル名はデフォルトで xaa, xab, xac のようになります。必要に応じてオプションで変更できます。
  • 大きなファイルを扱う際は、分割するサイズを適切に設定して、後でのデータ管理を容易にしましょう。
  • 分割したファイルを結合する場合は、cat コマンドを使用して簡単に元のファイルに戻すことができます。