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Contents:
  1. [Linux] Bash dmidecode の使い方: システムのハードウェア情報を表示する
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. 1. システム全体の情報を表示
      2. 2. BIOS情報を表示
      3. 3. プロセッサ情報を表示
      4. 4. メモリ情報を表示
    5. ヒント

[Linux] Bash dmidecode の使い方: システムのハードウェア情報を表示する

概要

dmidecode コマンドは、システムのハードウェア情報を表示するためのツールです。BIOSやハードウェアの構成に関する詳細な情報を取得することができ、主にシステム管理やトラブルシューティングに役立ちます。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

dmidecode [オプション] [引数]

一般的なオプション

  • -t, --type <type>: 特定のタイプの情報を表示します(例: BIOS, プロセッサ, メモリなど)。
  • -q, --quiet: 出力を簡潔にします。
  • -h, --help: 使用方法のヘルプを表示します。
  • -V, --version: バージョン情報を表示します。

一般的な例

以下は、dmidecode コマンドの実用的な例です。

1. システム全体の情報を表示

sudo dmidecode

2. BIOS情報を表示

sudo dmidecode -t bios

3. プロセッサ情報を表示

sudo dmidecode -t processor

4. メモリ情報を表示

sudo dmidecode -t memory

ヒント

  • dmidecode コマンドを実行するには、通常は管理者権限が必要ですので、sudo を使用してください。
  • 特定の情報を取得したい場合は、-t オプションを活用して、必要な情報だけを表示することができます。
  • 出力が長くなる場合があるため、less コマンドと組み合わせてページング表示することをお勧めします。例えば、sudo dmidecode | less のように使用します。