Bash Wiki
Posts (Latest 30 updated) :
Read all
Contents:
  1. [Linux] Bash iostat の使い方: システムの入出力統計を表示する
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. 1. CPUの使用状況を表示
      2. 2. ディスクの入出力統計を表示
      3. 3. 拡張統計を表示
      4. 4. 2秒ごとに統計を5回表示
      5. 5. 人間に読みやすい形式でディスク統計を表示
    5. ヒント

[Linux] Bash iostat の使い方: システムの入出力統計を表示する

概要

iostat コマンドは、システムの入出力デバイスの統計情報を表示するためのツールです。これにより、CPUの使用状況やディスクの入出力パフォーマンスを監視し、システムの負荷を分析することができます。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

iostat [オプション] [引数]

一般的なオプション

  • -c : CPUの使用状況を表示します。
  • -d : ディスクの入出力統計を表示します。
  • -x : 拡張統計を表示します。
  • -h : 人間に読みやすい形式で出力します。
  • interval : 指定した間隔で統計を更新します。
  • count : 指定した回数だけ統計を表示します。

一般的な例

以下に、iostat コマンドの実用的な例をいくつか示します。

1. CPUの使用状況を表示

iostat -c

2. ディスクの入出力統計を表示

iostat -d

3. 拡張統計を表示

iostat -x

4. 2秒ごとに統計を5回表示

iostat 2 5

5. 人間に読みやすい形式でディスク統計を表示

iostat -d -h

ヒント

  • 定期的に iostat を実行して、システムのパフォーマンスを監視することが重要です。
  • -x オプションを使用して、詳細なディスクパフォーマンスを分析することができます。
  • 統計データをログファイルに保存することで、後で分析することが可能です。例えば、iostat -x 2 > iostat.log のように実行します。