lsblk
コマンドは、システム内のブロックデバイス(ディスクやパーティション)の情報を表示するためのツールです。このコマンドを使用することで、接続されているストレージデバイスの構造や状態を簡単に確認できます。
基本的な構文は以下の通りです。
lsblk [options] [arguments]
-a
または --all
: 使用中でないデバイスも含めて全てのデバイスを表示します。-f
または --fs
: ファイルシステムの情報を表示します。-l
または --list
: リスト形式で表示します。-o
または --output
: 表示する列を指定します。-p
または --paths
: デバイスの完全なパスを表示します。以下に、lsblk
コマンドのいくつかの実用的な例を示します。
lsblk
lsblk -a
lsblk -f
lsblk -l
lsblk -o NAME,SIZE,TYPE,MOUNTPOINT
lsblk
コマンドは、特にサーバーやシステム管理の際に非常に便利です。ストレージデバイスの状態を把握するために定期的に使用しましょう。lsblk
の出力を grep
などの他のコマンドと組み合わせることで、特定のデバイスを素早く見つけることができます。