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Contents:
  1. [Linux] Bash shift の使い方: 引数を左にシフトする
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
      1. 例1: 基本的なシフト
      2. 例2: 複数の引数をシフト
      3. 例3: 引数のループ処理
    5. Tips

[Linux] Bash shift の使い方: 引数を左にシフトする

Overview

shift コマンドは、シェルスクリプトやコマンドラインで使用されるコマンドで、位置パラメータを左にシフトします。これにより、最初の引数が削除され、次の引数が $1 に移動します。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

shift [n]

ここで、n はシフトする位置の数を指定します。指定しない場合は、デフォルトで1つシフトします。

Common Options

  • n: シフトする位置の数を指定します。例えば、shift 2 とすると、最初の2つの引数が削除されます。

Common Examples

例1: 基本的なシフト

#!/bin/bash
echo "最初の引数: $1"
shift
echo "シフト後の最初の引数: $1"

このスクリプトでは、最初の引数を表示した後、shift を使って引数をシフトし、新しい最初の引数を表示します。

例2: 複数の引数をシフト

#!/bin/bash
echo "引数: $@"
shift 2
echo "シフト後の引数: $@"

このスクリプトでは、最初の2つの引数をシフトし、残りの引数を表示します。

例3: 引数のループ処理

#!/bin/bash
while [ "$#" -gt 0 ]; do
    echo "現在の引数: $1"
    shift
done

このスクリプトは、すべての引数をループ処理し、1つずつ表示します。

Tips

  • シフトを使用する際は、引数の数を確認するために "$#" を使うと便利です。
  • シフトを行う前に、引数が存在するかどうかを確認することで、エラーを防ぐことができます。
  • 引数をシフトすることで、スクリプトの可読性が向上し、引数の処理が簡単になります。