source
コマンドは、指定したファイルを現在のシェル環境で実行するためのコマンドです。このコマンドを使用すると、スクリプト内の変数や関数を現在のシェルに読み込むことができます。
基本的な構文は以下の通りです。
source [options] [arguments]
または、ドット (.
) を使って同じことができます。
. [options] [arguments]
-e
: エラーが発生した場合に、スクリプトの実行を中止します。-u
: 未定義の変数を使用した場合にエラーを発生させます。環境変数を設定したスクリプトを実行する場合:
source ./set_env.sh
関数が定義されたスクリプトを実行して、関数を現在のシェルに読み込む場合:
source ./functions.sh
エラーが発生した場合にスクリプトの実行を中止する場合:
set -e
source ./my_script.sh
source
コマンドを使用することで、スクリプトの変更を即座に反映させることができます。スクリプトを修正した後は、再度 source
を実行してください。source
を使って実行した後もシェルに残ります。これを利用して、設定を簡単に管理できます。