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Contents:
  1. [Linux] Bash source 使用法: シェルスクリプトを実行する
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
      1. 例1: 環境変数の設定
      2. 例2: 関数の定義を読み込む
      3. 例3: エラー処理を有効にする
    5. Tips

[Linux] Bash source 使用法: シェルスクリプトを実行する

Overview

source コマンドは、指定したファイルを現在のシェル環境で実行するためのコマンドです。このコマンドを使用すると、スクリプト内の変数や関数を現在のシェルに読み込むことができます。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

source [options] [arguments]

または、ドット (.) を使って同じことができます。

. [options] [arguments]

Common Options

  • -e: エラーが発生した場合に、スクリプトの実行を中止します。
  • -u: 未定義の変数を使用した場合にエラーを発生させます。

Common Examples

例1: 環境変数の設定

環境変数を設定したスクリプトを実行する場合:

source ./set_env.sh

例2: 関数の定義を読み込む

関数が定義されたスクリプトを実行して、関数を現在のシェルに読み込む場合:

source ./functions.sh

例3: エラー処理を有効にする

エラーが発生した場合にスクリプトの実行を中止する場合:

set -e
source ./my_script.sh

Tips

  • source コマンドを使用することで、スクリプトの変更を即座に反映させることができます。スクリプトを修正した後は、再度 source を実行してください。
  • スクリプト内で定義された変数は、source を使って実行した後もシェルに残ります。これを利用して、設定を簡単に管理できます。
  • スクリプトのパスは相対パスまたは絶対パスのどちらでも指定可能です。必要に応じて適切なパスを使用してください。