free
コマンドは、システムのメモリ使用状況を表示するためのツールです。このコマンドを使用することで、物理メモリとスワップメモリの使用量を簡単に確認できます。
基本的な構文は以下の通りです。
free [options] [arguments]
-h
: 人間が読みやすい形式で出力を表示します(例:KB、MB、GB)。-m
: メモリの使用量をメガバイト単位で表示します。-g
: メモリの使用量をギガバイト単位で表示します。-s <秒数>
: 指定した秒数ごとにメモリの使用状況を更新して表示します。以下に、free
コマンドのいくつかの実用的な例を示します。
free
free -h
free -m
free -s 2
free
コマンドは、システムのパフォーマンスを監視するために非常に便利です。定期的にメモリ使用状況を確認することで、リソースの管理が容易になります。free
コマンドの出力を他のコマンドと組み合わせて、スクリプトで自動化することも可能です。