lvextend
コマンドは、Linuxの論理ボリュームマネージャー (LVM) を使用して、既存の論理ボリュームのサイズを拡張するために使用されます。このコマンドを使用することで、ストレージの容量を動的に増やすことができます。
基本的な構文は以下の通りです。
lvextend [options] [arguments]
-L +<size>
: 指定したサイズだけ論理ボリュームを拡張します。-l +<number>
: 指定した数のエクステントを追加します。-r
: 拡張後にファイルシステムを自動的にリサイズします。-n <name>
: 新しい論理ボリュームの名前を指定します。以下に、lvextend
コマンドの実用的な例を示します。
lvextend -L +10G /dev/vg_name/lv_name
lvextend -l +5 /dev/vg_name/lv_name
lvextend -r -L +20G /dev/vg_name/lv_name
lvextend
を使用する際は、適切な権限が必要です。管理者権限で実行することを忘れないでください。