type
コマンドは、指定したコマンドがシェルビルトイン、エイリアス、または外部コマンドのどれであるかを表示します。これにより、コマンドの実行方法やその性質を理解するのに役立ちます。
基本的な構文は以下の通りです。
type [options] [arguments]
-a
: 指定したコマンドのすべての場所を表示します。-t
: コマンドのタイプを簡潔に表示します(ビルトイン、エイリアス、ファイルなど)。-p
: コマンドのパスを表示します。コマンドの種類を確認する基本的な例です。
type ls
このコマンドは、ls
がどのように定義されているかを表示します。
すべての場所を表示する例です。
type -a echo
このコマンドは、echo
コマンドのすべての定義を表示します。
コマンドのタイプを簡潔に表示する例です。
type -t cd
このコマンドは、cd
がビルトインコマンドであることを示します。
type
コマンドは、スクリプトのデバッグに役立ちます。特に、コマンドが意図した通りに実行されるか確認するために使用してください。type -a
を使用することをお勧めします。