[日本語] C Shell (csh) xz コマンド: ファイルの圧縮と解凍

概要

xz コマンドは、ファイルを高圧縮率で圧縮および解凍するためのツールです。主に大きなファイルを扱う際に、ストレージの節約やデータ転送の効率を向上させるために使用されます。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

xz [オプション] [引数]

一般的なオプション

• -d または --decompress: 圧縮されたファイルを解凍します。
• -k または --keep: 元のファイルを圧縮後も保持します。
• -f または --force: 既存のファイルを上書きします。
• -z または --compress: ファイルを圧縮します（デフォルト動作）。
• -9: 最大圧縮率を指定します（1から9の範囲）。

一般的な例

以下に、xz コマンドのいくつかの実用的な例を示します。

ファイルの圧縮

xz example.txt

圧縮されたファイルの解凍

xz -d example.txt.xz

元のファイルを保持して圧縮

xz -k example.txt

最大圧縮率で圧縮

xz -9 example.txt

ヒント

• 大きなファイルを圧縮する際は、圧縮率を考慮してオプションを選択しましょう。
• 圧縮後のファイルサイズを確認するために、ls -lh コマンドを使用すると便利です。
• スクリプト内で使用する場合は、エラーハンドリングを考慮して、-f オプションを慎重に使用してください。