C Shell Wiki
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Contents:
  1. [日本語] C Shell (csh) cryptsetup 使用法: ディスク暗号化の管理
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. LUKS ボリュームの作成
      2. LUKS ボリュームのオープン
      3. LUKS ボリュームのクローズ
      4. 新しい鍵の追加
      5. 鍵の削除
    5. ヒント

[日本語] C Shell (csh) cryptsetup 使用法: ディスク暗号化の管理

概要

cryptsetup コマンドは、Linux システムにおけるディスク暗号化の管理を行うためのツールです。このコマンドを使用することで、暗号化されたボリュームの作成、管理、マウントが可能になります。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

cryptsetup [options] [arguments]

一般的なオプション

  • luksFormat: 新しい LUKS ボリュームを作成します。
  • luksOpen: LUKS ボリュームを開き、デバイスマッパーにマウントします。
  • luksClose: 開いている LUKS ボリュームを閉じます。
  • luksAddKey: 既存の LUKS ボリュームに新しい鍵を追加します。
  • luksRemoveKey: LUKS ボリュームから鍵を削除します。

一般的な例

以下に、cryptsetup コマンドの実用的な例を示します。

LUKS ボリュームの作成

cryptsetup luksFormat /dev/sdX

LUKS ボリュームのオープン

cryptsetup luksOpen /dev/sdX my_encrypted_volume

LUKS ボリュームのクローズ

cryptsetup luksClose my_encrypted_volume

新しい鍵の追加

cryptsetup luksAddKey /dev/sdX

鍵の削除

cryptsetup luksRemoveKey /dev/sdX

ヒント

  • 暗号化されたボリュームを使用する前に、必ずバックアップを取ってください。
  • 鍵の管理は慎重に行い、必要な鍵を失わないように注意してください。
  • cryptsetup コマンドを使用する際は、管理者権限が必要ですので、sudo を使用することをお勧めします。