C Shell Wiki
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Contents:
  1. [日本] C Shell (csh) source コマンド: シェルスクリプトを実行する
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. 例1: 環境設定ファイルを読み込む
      2. 例2: スクリプトファイルを実行する
      3. 例3: 文法チェックを行う
    5. ヒント

[日本] C Shell (csh) source コマンド: シェルスクリプトを実行する

概要

source コマンドは、指定したファイル内のコマンドを現在のシェル環境で実行するために使用されます。これにより、スクリプト内で定義された変数や関数を現在のシェルセッションに読み込むことができます。

使用法

基本的な構文は次のとおりです。

source [オプション] [引数]

一般的なオプション

  • -n: スクリプトを実行せずに文法チェックを行います。
  • -v: 実行するコマンドを表示します。

一般的な例

以下に、source コマンドのいくつかの実用的な例を示します。

例1: 環境設定ファイルを読み込む

source ~/.cshrc

このコマンドは、ユーザーのホームディレクトリにある .cshrc ファイルを読み込み、環境設定を適用します。

例2: スクリプトファイルを実行する

source myscript.csh

このコマンドは、myscript.csh というスクリプトファイルを現在のシェルで実行します。

例3: 文法チェックを行う

source -n myscript.csh

このコマンドは、myscript.csh の文法をチェックしますが、実行はしません。

ヒント

  • source コマンドを使用することで、スクリプト内で定義された環境変数や関数を簡単に利用できます。
  • スクリプトを変更した場合は、再度 source コマンドを実行して変更を反映させることを忘れないでください。
  • エラーが発生した場合は、-v オプションを使用して、実行されるコマンドを確認するとトラブルシューティングが容易になります。