Javaの「do」文は、条件が真である限りコードブロックを繰り返し実行するためのループ構造です。この文は「do-while」構文の一部であり、少なくとも一度はループの本体を実行することが保証されている点が特徴です。
「do」文は、指定された条件が満たされている限り、ある処理を繰り返し実行するために使用されます。主にユーザーからの入力を受け取る場合や、特定の条件を満たすまで処理を続ける必要がある場合に便利です。
「do」文は以下のような構文で記述されます:
do {
// 繰り返し実行するコード
} while (条件);
do
キーワードの後にコードブロックが続き、その後に「while」キーワードと条件式が続きます。以下は、「do」文を使用した基本的な例です:
import java.util.Scanner;
public class DoWhileExample {
public static void main(String[] args) {
Scanner scanner = new Scanner(System.in);
int number;
do {
System.out.print("1から10の範囲で数を入力してください: ");
number = scanner.nextInt();
} while (number < 1 || number > 10);
System.out.println("入力された数: " + number);
scanner.close();
}
}
この例では、ユーザーが1から10の範囲内の数を入力するまで繰り返しプロンプトを表示します。
Javaの「do」文は、条件が真である限り、少なくとも1回はコードブロックを繰り返し実行するループ構造です。