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Contents:
  1. [Linux] Bash csvtool の使い方: CSVファイルの操作
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. 列の選択
      2. 行の選択
      3. 区切り文字の変更
      4. ヘッダー行を無視
    5. ヒント

[Linux] Bash csvtool の使い方: CSVファイルの操作

概要

csvtool コマンドは、CSV(カンマ区切り値)ファイルを操作するためのツールです。このコマンドを使用すると、CSVファイルのデータを抽出、変換、または編集することができます。

使用法

基本的な構文は次のとおりです。

csvtool [options] [arguments]

一般的なオプション

  • -c : 指定した列を選択します。
  • -r : 指定した行を選択します。
  • -t : 列の区切り文字を指定します(デフォルトはカンマ)。
  • -h : ヘッダー行を無視します。

一般的な例

以下に、csvtool コマンドのいくつかの実用的な例を示します。

列の選択

特定の列を選択して表示する例です。

csvtool -c 1,3 data.csv

行の選択

特定の行を選択して表示する例です。

csvtool -r 2,4 data.csv

区切り文字の変更

タブ区切りのCSVファイルを処理する例です。

csvtool -t $'\t' -c 1,2 data.tsv

ヘッダー行を無視

ヘッダー行を無視してデータを表示する例です。

csvtool -h -c 1 data.csv

ヒント

  • 大きなCSVファイルを扱う際は、必要な列や行だけを選択することで処理速度を向上させることができます。
  • csvtool をスクリプトに組み込むことで、定期的なデータ処理を自動化できます。
  • CSVファイルの形式が異なる場合は、-t オプションを使用して適切な区切り文字を指定してください。