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Contents:
  1. [Linux] Bash locate の使い方: ファイル名を迅速に検索する
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. 例1: 単純なファイル検索
      2. 例2: 大文字小文字を無視して検索
      3. 例3: 検索結果の件数を表示
      4. 例4: 結果の数を制限
      5. 例5: 正規表現を使用した検索
    5. ヒント

[Linux] Bash locate の使い方: ファイル名を迅速に検索する

概要

locate コマンドは、システム内のファイルやディレクトリを迅速に検索するためのツールです。このコマンドは、事前に生成されたデータベースを使用しており、非常に高速に結果を返します。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

locate [オプション] [引数]

一般的なオプション

  • -i: 大文字と小文字を区別せずに検索します。
  • -c: 検索結果の件数を表示します。
  • -n <数>: 表示する結果の数を制限します。
  • -r <正規表現>: 正規表現を使用して検索します。

一般的な例

以下に、locate コマンドのいくつかの実用的な例を示します。

例1: 単純なファイル検索

特定のファイル名を検索します。

locate example.txt

例2: 大文字小文字を無視して検索

大文字小文字を区別せずにファイルを検索します。

locate -i Example.txt

例3: 検索結果の件数を表示

検索結果の件数を確認します。

locate -c example

例4: 結果の数を制限

表示する結果の数を制限します。

locate -n 5 example

例5: 正規表現を使用した検索

正規表現を使ってファイルを検索します。

locate -r '\.jpg$'

ヒント

  • locate コマンドを使用する前に、データベースを更新するために updatedb コマンドを定期的に実行することをお勧めします。
  • 検索が遅い場合は、データベースが最新であることを確認してください。
  • 特定のディレクトリ内での検索が必要な場合は、grep と組み合わせて使用することもできます。