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Contents:
  1. [Linux] Bash pkill の使い方: プロセスを終了させる
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. プロセス名で終了
      2. コマンドライン全体で終了
      3. 特定のユーザーのプロセスを終了
      4. 最後に起動したプロセスを終了
    5. ヒント

[Linux] Bash pkill の使い方: プロセスを終了させる

概要

pkill コマンドは、指定した条件に一致するプロセスを終了させるためのコマンドです。プロセス名やユーザー名などを基にして、特定のプロセスを簡単に停止できます。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

pkill [オプション] [引数]

一般的なオプション

  • -f : プロセスのコマンドライン全体を検索します。
  • -u : 指定したユーザーが所有するプロセスを対象にします。
  • -n : 最後に起動したプロセスのみを終了させます。
  • -o : 最初に起動したプロセスのみを終了させます。

一般的な例

以下に、pkill コマンドのいくつかの実用的な例を示します。

プロセス名で終了

特定のプロセス名を持つすべてのプロセスを終了させる例です。

pkill firefox

コマンドライン全体で終了

コマンドラインに特定の文字列を含むプロセスを終了させる例です。

pkill -f "python script.py"

特定のユーザーのプロセスを終了

特定のユーザーが所有するプロセスを終了させる例です。

pkill -u username

最後に起動したプロセスを終了

最後に起動したプロセスを終了させる例です。

pkill -n firefox

ヒント

  • pkill を使用する際は、終了させるプロセスを正確に指定するために、オプションを適切に使い分けることが重要です。
  • -l オプションを使うと、現在実行中のプロセス名のリストを表示できます。これにより、終了させたいプロセスを確認できます。
  • プロセスを終了させる前に、pgrep コマンドを使用して、どのプロセスが対象になるかを確認することをお勧めします。