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Contents:
  1. [Linux] Bash resize2fs の使い方: ファイルシステムのサイズ変更
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
      1. 1. ファイルシステムのサイズを拡張する
      2. 2. 特定のサイズにファイルシステムを変更する
      3. 3. ファイルシステムを縮小する
    5. Tips

[Linux] Bash resize2fs の使い方: ファイルシステムのサイズ変更

Overview

resize2fs コマンドは、Linux システムにおいて ext2、ext3、ext4 ファイルシステムのサイズを変更するために使用されます。このコマンドを使うことで、ファイルシステムのサイズを拡張したり、縮小したりすることができます。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

resize2fs [オプション] [引数]

Common Options

  • -f : 強制的にサイズを変更します。
  • -p : 進行状況を表示します。
  • -s : ファイルシステムを縮小します。
  • SIZE : 新しいサイズを指定します(例: 10G)。

Common Examples

以下に、resize2fs コマンドの一般的な使用例を示します。

1. ファイルシステムのサイズを拡張する

resize2fs /dev/sda1

このコマンドは、/dev/sda1 のファイルシステムをそのパーティションの最大サイズまで拡張します。

2. 特定のサイズにファイルシステムを変更する

resize2fs /dev/sda1 20G

このコマンドは、/dev/sda1 のファイルシステムを 20GB に変更します。

3. ファイルシステムを縮小する

resize2fs -s /dev/sda1 10G

このコマンドは、/dev/sda1 のファイルシステムを 10GB に縮小します。

Tips

  • resize2fs を使用する前に、必ずファイルシステムがアンマウントされていることを確認してください。
  • サイズ変更を行う前に、重要なデータのバックアップを取ることをお勧めします。
  • サイズ変更後は、fsck コマンドを使ってファイルシステムの整合性を確認することが重要です。