resize2fs
コマンドは、Linux システムにおいて ext2、ext3、ext4 ファイルシステムのサイズを変更するために使用されます。このコマンドを使うことで、ファイルシステムのサイズを拡張したり、縮小したりすることができます。
基本的な構文は以下の通りです。
resize2fs [オプション] [引数]
-f
: 強制的にサイズを変更します。-p
: 進行状況を表示します。-s
: ファイルシステムを縮小します。SIZE
: 新しいサイズを指定します(例: 10G
)。以下に、resize2fs
コマンドの一般的な使用例を示します。
resize2fs /dev/sda1
このコマンドは、/dev/sda1
のファイルシステムをそのパーティションの最大サイズまで拡張します。
resize2fs /dev/sda1 20G
このコマンドは、/dev/sda1
のファイルシステムを 20GB に変更します。
resize2fs -s /dev/sda1 10G
このコマンドは、/dev/sda1
のファイルシステムを 10GB に縮小します。
resize2fs
を使用する前に、必ずファイルシステムがアンマウントされていることを確認してください。fsck
コマンドを使ってファイルシステムの整合性を確認することが重要です。