Bash Wiki
Posts (Latest 30 updated) :
Read all
Contents:
  1. [日本語] Bash rm の使い方: ファイルやディレクトリを削除する
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. 単一ファイルの削除
      2. 複数ファイルの削除
      3. ディレクトリの削除(再帰的)
      4. 確認を求めて削除
      5. 強制的に削除
    5. ヒント

[日本語] Bash rm の使い方: ファイルやディレクトリを削除する

概要

rm コマンドは、ファイルやディレクトリを削除するために使用されます。このコマンドを使うと、指定したファイルやディレクトリをシステムから完全に取り除くことができます。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

rm [オプション] [引数]

一般的なオプション

  • -f: 強制的に削除します。確認メッセージを表示せずに削除を実行します。
  • -r: ディレクトリを再帰的に削除します。ディレクトリ内のすべてのファイルとサブディレクトリも削除されます。
  • -i: 削除前に確認を求めるインタラクティブモードで実行します。
  • -v: 削除したファイルの名前を表示します。

一般的な例

以下に、rm コマンドのいくつかの実用的な例を示します。

単一ファイルの削除

rm sample.txt

複数ファイルの削除

rm file1.txt file2.txt file3.txt

ディレクトリの削除(再帰的)

rm -r my_directory

確認を求めて削除

rm -i important_file.txt

強制的に削除

rm -f unwanted_file.txt

ヒント

  • rm コマンドを使用する際は、削除するファイルやディレクトリを慎重に確認してください。一度削除すると、通常は復元できません。
  • 重要なファイルを削除する前に、バックアップを取ることをお勧めします。
  • -i オプションを使用して、誤って重要なファイルを削除しないようにしましょう。