export
コマンドは、C Shell (csh) において環境変数を設定し、サブシェルにその変数を引き継ぐために使用されます。このコマンドを使うことで、他のプロセスやコマンドがアクセスできるように変数をエクスポートすることができます。
基本的な構文は以下の通りです。
export [options] [arguments]
-n
: 指定した変数をエクスポートしない。-p
: 現在エクスポートされている変数のリストを表示する。以下に、export
コマンドのいくつかの実用的な例を示します。
setenv MY_VAR "Hello, World!"
export MY_VAR
export -p
export -n MY_VAR
setenv
コマンドを使用することもできますが、export
を使うことで、より明示的に変数をエクスポートすることができます。export
を使用すると、他のコマンドでその変数を利用しやすくなります。