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Contents:
  1. [Linux] C Shell (csh) update-rc.d の使い方: サービスの自動起動設定
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. サービスの追加
      2. サービスの削除
      3. 特定の起動レベルでのサービスの設定
    5. ヒント

[Linux] C Shell (csh) update-rc.d の使い方: サービスの自動起動設定

概要

update-rc.d コマンドは、Linux システムにおいてサービスの自動起動を設定するためのツールです。特に、システムの起動時に特定のサービスを自動的に開始したり、停止したりするための設定を行います。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

update-rc.d [options] [arguments]

一般的なオプション

  • defaults : デフォルトの起動レベルでサービスを登録します。
  • remove : サービスを自動起動から削除します。
  • start : サービスの起動時に実行するスクリプトを指定します。
  • stop : サービスの停止時に実行するスクリプトを指定します。

一般的な例

以下に、update-rc.d コマンドのいくつかの実用的な例を示します。

サービスの追加

sudo update-rc.d myservice defaults

このコマンドは、myservice をデフォルトの起動レベルに追加します。

サービスの削除

sudo update-rc.d myservice remove

このコマンドは、myservice を自動起動から削除します。

特定の起動レベルでのサービスの設定

sudo update-rc.d myservice start 20 2 3 4 5 . stop 80 0 1 6 .

このコマンドは、myservice を起動レベル 2, 3, 4, 5 で起動し、レベル 0, 1, 6 で停止するように設定します。

ヒント

  • サービスのスクリプトは /etc/init.d/ ディレクトリに配置する必要があります。
  • update-rc.d コマンドを使用する前に、スクリプトが正しく動作することを確認してください。
  • サービスの依存関係を考慮して、適切な起動順序を設定することが重要です。