[日本語] Debian Almquist Shell (dash) rm の使い方: ファイルやディレクトリを削除する

概要

rm コマンドは、ファイルやディレクトリを削除するためのコマンドです。このコマンドを使用すると、指定したファイルやディレクトリをシステムから完全に削除することができます。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

rm [オプション] [引数]

一般的なオプション

• -f : 強制削除。存在しないファイルに対してエラーメッセージを表示しない。
• -i : 削除前に確認を求めるインタラクティブモード。
• -r : ディレクトリを再帰的に削除する。
• -v : 削除されるファイルの名前を表示する。

一般的な例

以下にいくつかの実用的な例を示します。

1. 単一ファイルの削除

rm sample.txt

2. 複数ファイルの削除

rm file1.txt file2.txt file3.txt

3. 確認を求める削除

rm -i sample.txt

4. ディレクトリを再帰的に削除

rm -r my_directory/

5. 強制的に削除

rm -f unwanted_file.txt

ヒント

• rm コマンドは削除したファイルを復元できないため、使用する際は注意が必要です。
• 重要なファイルを誤って削除しないよう、-i オプションを使用することをお勧めします。
• ディレクトリを削除する際は、-r オプションを忘れずに付けてください。