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Contents:
  1. [Unix系] C Shell (csh) localedef の使い方: ロケールを定義する
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
      1. 例1: 新しいロケールの作成
      2. 例2: ロケールの確認
      3. 例3: エラーを無視してロケールを作成
    5. Tips

[Unix系] C Shell (csh) localedef の使い方: ロケールを定義する

Overview

localedef コマンドは、特定のロケールを定義し、システムで使用できるようにするためのツールです。ロケールは、言語、地域、文字セットに関連する設定を含んでおり、アプリケーションが適切に動作するために必要です。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

localedef [options] [arguments]

Common Options

  • -i : 入力ロケール名を指定します。
  • -c : 入力ロケールが存在しない場合にエラーを無視します。
  • -f : 使用する文字セットを指定します。
  • -v : 詳細な出力を表示します。

Common Examples

以下は、localedef コマンドの実用的な例です。

例1: 新しいロケールの作成

localedef -i ja_JP -f UTF-8 ja_JP.UTF-8

このコマンドは、日本語(日本)用のUTF-8ロケールを作成します。

例2: ロケールの確認

localedef -v -i en_US -f ISO-8859-1 en_US.ISO-8859-1

このコマンドは、英語(アメリカ)用のISO-8859-1ロケールを作成し、詳細な出力を表示します。

例3: エラーを無視してロケールを作成

localedef -c -i fr_FR -f UTF-8 fr_FR.UTF-8

このコマンドは、フランス語(フランス)用のUTF-8ロケールを作成し、入力ロケールが存在しない場合でもエラーを無視します。

Tips

  • ロケールを作成する前に、必要な入力ロケールが正しくインストールされていることを確認してください。
  • -v オプションを使用して、ロケール作成の過程を確認することができます。
  • 作成したロケールは、システム全体で使用できるようにするために、適切な環境変数を設定してください。